制作実績

【インタビュー】636GAMESさま

制作物:『Witches Whisk ~ジェレミア魔法学校の訓練法~』アクリル駒

作品名:Witches Whisk ~ジェレミア魔法学校の訓練法~

会社・サークル名:636GAMES

636GAMESインタビュー


インタビュー

636GAMES : 2020年に制作したゲーム『Discipline』のゲームと世界観が好評で、多くの方から増産や続編を望む声をいただいたタイミングですね。
同人サークルとしては結構な数、300個ほど作ったのですがおかげさまで完売しまして。
制作資金に若干の余裕が出来たこともあり、次はグッズを作ってみないか?という話がサークルで挙がりました。
『ジェレミア魔法学校』のゲームを気に入って下さった人、世界観を気に入って下さった人、
どちらにも喜んでもらえるモノとして、アクリル駒がいいんじゃないか?となったのが始まりです。
ただ、いざアクリル駒を作ろう!となったとき、いろんな業者さんを当たっていたのですが、やはり初めてなので、勝手がわからなくて・・・
国外で作ったほうが安いとか、大手のほうが安心だ、とか、調べれば調べるほど迷ってしまって・・・
当時、アクリル駒を作っていた他のサークルさんに聞きに行って、「ツークール」(現在のスサビクリエイト。以下、スサビクリエイトと表記)さんなら間違いないよ、と教えていただきました。

636GAMES : 実際に利用された方々からオススメいただいたことも大きな理由の一つなのですが、
国内の業者さんで、いろいろご相談に乗ってくれる、というところが決め手になりました。

636GAMES : 恥ずかしながら、アクリルという素材や、グッズの専門知識はないものですから、「こうして欲しい」という要望を出すこともできないんですね。
「なんかグッズ作りたい」「過去作から応援してくれた方々への恩返し」ぐらいのお試し感覚でした。

50セットほどの小ロット注文ができるかをお伺いした覚えがあります。
快く受けていただけたので、心理的にも、金銭的にもありがたかったですね

636GAMES : 『Witches Whisk』の駒のサンプルをいただいたとき、このホウキすごいな!と驚きました!
差込口になってるホウキの台座の印刷に、余白が無いんです!
アクリルの透明感も合わさって、キャラクターのイラストと台座部分が繋がって、ホウキに乗っているように見える!
それでいて、駒の向きもわかりやすい!

我々は設計に関しては当然素人なので、イラストデータをお渡しして、カットラインはおまかせでお願いしたのですが・・・
ゲームの中での用途やサイズをヒアリングしていただき、デザインの意図を汲んで、最高の製法を提案していただけました。

636GAMES : 結局、最初のロットは一瞬で捌けてしまって、すぐさま増産をお願いすることになりました。
即売会などのイベント会場では、これまでに作成いただいたアクリル製品を全て実物展示していますが、立ち止まって手に取る方が非常に多いですね。

グッズとして売上が立つのもメリットですが、ブースにアクリル駒を置くことで、集客効果も上がっているのを感じています。
あと、ホウキの台座は、印刷業の知識のある方が「こんな製造できるの!?」と、とても驚いていたのが印象的でした(笑)

見本として置いている駒は、かれこれ数年間同じものを使用していて、抜き差しもそれだけ頻繁に行っているんですが、
今も色褪せたり、すっぽ抜けたりしないのが、プレイヤー目線でも、販売者目線でもありがたいですね。自信をもって売り込めます!

636GAMES アナログゲームコンポーネントについて、深い知見を持っている、というのが「スサビクリエイト」さんの魅力ですね。

2024年秋発売の「カワサキネオンギャングスタ」の製作でも、単純な製造工程だけでなく、
ゲームの世界観や実用シーンを想定したデザインなど、いろいろと提案していただいて、本当に心強いです。
発注先というより、一緒に作品を作り上げた「メンバー」とか「仲間」だと、勝手に思っています(笑)

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